感謝だけ残った

我が家の空気清浄機が壊れた。
いつものようにカバーを外して拭き、掃除機をかけてフィルターを交換。
ただそれだけなのにランプが点滅するばかりでウンともスンとも言わない。
メーカーさんに問い合わせると、古い型ゆえパーツがないかもしれないうえに、直らなくても五千円から一万円の料金がかかる可能性がある、と。
「じゃあ結構です」
一旦は修理を諦めたが、この空気清浄機は結婚祝いに頂いた品物。
しかも取り寄せたまあまあ高価なフィルターが三枚も残ってしまった。
その後、超珍しく二人とも風邪をひき、お福のお腹が不調になり、空気清浄機がないせいか?と勘ぐるように。
結局ダメもとで修理見積もりを依頼。結果、修理は可能だが新品を買うのと同じくらい修理代がかかると電話があった。
捨てるのは忍びないが最新型の方がエコかもしれない。
また、残ったフィルターが使える機種もあるらしい。
別の方から結婚祝いに頂いた鉢植えのゲッキツは昨年初めて赤い実がなって、小さな新芽が植木鉢から育っているところ。
ゲッキツも空気清浄機も、感謝の思い出。
あっという間の10年、主人を大切にすることを忘れないようにしよう。