一回諦めてみる

母が探し物をしていたことがあった。
友人への贈り物として買った品物がどうしても見つからないらしい。
「一旦探すの諦めてそのことから離れてみては?」
あまりにもうるさく繰り返すので別のことをしよう!と提案。
翌日、先方からその品物が届いたというお礼の電話があった。
「あ、送ったんだったわ」「ええ~っ?」
さすがに呆れたが、果たして自分はどうか?
同類ゆえ我がこととして心の備忘録に留めておこうと感じた件だった。