指圧をしているとき私の場合、緊張しすぎてもリラックスしすぎても上手くできないようです。
自分が調子良い状態ならば、例え不機嫌で感じ悪ーい方がみえてもビクともしないのですが、どうやっても自分をそこに持っていけない時もあります。それが麻雀などでいう単なるツキなのか、訓練でどうにかなるものなのかわかりません。病気でもないのに調子が悪く指圧がイマイチだとお客様に申し訳なくてクヨクヨして思い悩みます。いつだったかそんな時、友人に誘われて全日本女子バレーの試合を見に行ったことがありました。私は夢中で応援して手が痛くなるほど拍手しました。そこでサーブミスやレシーブミスをしても誰もその選手を責めることなく(当然なのでしょうが)淡々とゲームが進んでいくのを見て驚きました。時間は流れている、過去は過去、「今」に集中しなくては、と気づきました。そしてもう一つ、大声を出してスッキリしている自分にも気づきました。後者はカラオケに行ってでも発散できますが、「今」に集中というのはなかなか保つのが難しいです。ただ、できる限り良い仕事をし喜んでいただきたいので最近は「必死!」になるようにしています。後悔をしないように一所懸命指圧をしよう、と思います。