運転免許の思い出2

昔、普通免許の路上教習中のこと。
その教習所の先生はお話好きな方でした。
路上教習もドライブのようで私も楽しんでいました。
ある夕方、日暮れ時のことです。
交差点に差し掛かった時、対向車のライトで前が見えにくい瞬間がありました。
ふと、ライトの下に人の足が見えたような気がしたのです。
青信号でしたが慌ててブレーキをかけると、私の前を人が横切って行きました。
ゆっくり走っていたので停まれたのですが、ギョッとしました。
「おお~今のよく見えたね!ワシは分からんかったよ」
先生の言葉にビックリ、人を当てにできないと思った瞬間でした。
先日の交通事故でふと思い出した遥か昔の出来事。
運転とはリスクを伴うものだと改めて思い返しています。