その血を引いているのだ

実家で父の愚痴をよく聞かされる。
そのどれを聞いても大したことではない。
命に関わるほどの内容はない。
もちろん口には出さないが「何そんなこと?」という下らないこと。
そんな小さなことに目くじら立ててると体調を壊すよ。もういいじゃん?
ところがこれが絶対手放すことができない。許せない。
本人にとっては一大事、プッツンしそうなほど怒り文句言い続ける。
不器用にも、病気になるまで自分を追い込む人もいる。
下手をすれば周囲も巻き込んで面倒くさいことになる。
おっと、私も一歩引いて自分を観察してみよう。
それ、本当にそこまで大切なこだわりなのかな?
感情を交えずに、他人事の様に自分の実況中継をしてみる。
この我の強さがちょっとでも溶けて行かないものかと。