正しく使うのは難しい


銀行員時代に学んだことがいくつかあります。
その一つが「貯金するのは難しい。でも正しく使うのはもっと難しい」という言葉。
ケチケチしてお金を貯め込んでも、病気になったり人間関係がギスギスするのは何だか寂しいもの。
私は学生時代は食事をケチって栄養失調になり、バックパッカー時代は風呂無しアパート生活で知人の結婚式のご招待を断ったこともありました。
せっかく声をかけてくれたのに、と今でも後悔しています。
かと言って、ボーっとしていると貯金などできません、あ、今の私です。(笑)
あんのんを立ち上げた時のように、清水の舞台から飛び降りるようなこともありますが、普段は贅沢をしないよう心がけています。
以前よりは世間や人様のためにお金を使えるようになりましたが、今度は本当に貯金ができない人間になってしまいました。
「おまえは0%か100%しかないのか?」
指圧の師匠にも昔、極端さを指摘された私。
今からでも中道を行くよう努めたいです。