許す、赦す、緩す、ゆるすの漢字も色々。 「赦す」はキリスト教っぽいが、容赦の赦として今回最も近いイメージ。 とにかく「ゆるす」ことは難しいみたい。 他人の「ゆるせない話」を聴く時は、がんじがらめにならぬよう心の距離を置く。 ストレスで背中が凝っちゃうんじゃないかと思う。 昔、知人がもの凄い勢いで怒りながら話をしてきた。 ところがその方、私に登場人物の説明をす …

大岡山駅前には公共のベンチがいくつかあります。 日陰の折には、そこに腰かけている方々を多く見かけます。 先日、若い女性が座って札入れを広げていました。 通りがかった私が目にしたのは、その斜め後ろに座っていた男性。 彼女の肩越しに目をひん剥いて財布を覗き込んでいました。 もし彼女が物陰に移動したら財布を奪う気ではないかと思うほど。 かつてバックパッカーだった私 …

夏休みもそろそろ終わりが近づいてきました。 子供の夏休みの宿題をやらなくては、という親御さんのお話を耳にします。 夏休みの宿題を親が手伝う？ もしや、私も自由研究を手助けしてもらったかな？ 記憶にないけど、忘れちゃっているだけなのかな？ 宿題ができなかったら潔く学校で叱られなさいよ。 と、私は思うのですがスパルタ過ぎでしょうか？（笑） 決して成績も良くなかっ …

毎日、猫たちにブラシを当てます。 ブラシを手にすると、どこからともなく集合。 エミは身体を押し付けて来るので、しっかりブラシを持つ。 基本的にお尻や尻尾を触られるのは嫌いでよく噛まれます。 お福はコテン！と横になるので毛の向きに添ってブラッシング。 片側が終わると四肢をつかんで反対向き、なすがまま。（笑） あの一休さんは虎の毛皮をなでるのが好きだったとか、分 …

たまに家でヤモリを見かけます。 家を守ると書いて家守（ヤモリ）、池を守ると書いて池守（イモリ）。 昔そう聞いたのですが、このパソコンで池守の変換は出ません。 「家を守るのだから殺してはいけない」と私。 「良い名前を付けてもらってラッキーやな」と主人。（笑） 最近、虫をやたら毛嫌いする人が多いような気がします。 私は子供時代、お寺の縁の下に潜りアリジゴクを捕ま …

金福、銀福というスイカがあります。 福井の農家さんで作っている小玉スイカ。 種がほとんどなくて珍しい色。 ただ、今年はいつもより甘みも大きさも控えめだとか。 でも夕べ食べたら甘くて美味しい！充分じゃないですか？ 天候ばかりはどうしようもないこと。 自然を相手にする仕事は憧れますが、ご苦労も多いのでしょうね。 実は今年ほどスイカを沢山食べた夏はかつてありません …

色々な有難みに気づくようになった。 クライアントさんや友人の存在は大きい。 挨拶だけでもホッとするし、心のこもった言葉に涙がこみ上げたりする。 歳のせいなんだろうか？ 親の有難みなんて昔は皆無、むしろ親から逃げたくて逃げたくて仕方がなかった。 理不尽に怒鳴られ、ぶたれ、束縛され本当に実家が嫌だった。 だがそのおかげで今、独立して生きているのだから万事塞翁が馬 …

夕べは自宅に来客がありました。 といっても義父の弟、我々のおじに当たる親戚です。 母親の葬式以来というから数十年ぶりの再会だったようです。 兄弟と言いながら義父とおじはあまり似てなくて、義父も「道で会ったら分からんなあ」と言っていました。 遠いと会う機会もないので、そういう意味でも義父と同居して良かったです。 忙しい中、仕事帰りにわざわざ来てもらってありがた …

「こらっ、エミ！」 たまにエミを叱ることがあります。 するとタタタタッとお福がやって来てエミに猫パンチ。 おっと、お福参戦！まるで私の子分。 「いやお福、何も今あんたがエミを叩く理由はないよ？」 主人も私も思わず苦笑。 その逆は一度もないんだけどな。 仲良くグルーミングし合う時もあるのに、免罪符を貰ったと思ってる？ よそ様では、かばい合う猫ちゃんたちもいるら …

思ったことを口にする方だった。 裏表のある人を見て、何だかズルいと感じたから。 でもちょっと考えてからものを言う方が間違いが少ないと思った。 ところが考えるうちに迷うようになった。 選択肢がいくつもあることに気づいたからだ。 こう言ったらどうなる？どう言う？ あまり考えると会話のテンポが変になる。 感情的になっても伝わってしまう。 「何にも言えなくなる」と言 …