「おい、ごっつぉうを出せ！」 「ごっつぉう」とは実家の方言で御馳走のこと。 昔、来客の際に父が威張りながらそう言っていたことをたまに思い出す。 予め一緒に食事をするのが分かっていた客には母の手料理を出した。 外食はせず、行事以外でお寿司を買うようになったのは随分後になってのこと。 大阪の夫の実家では焼肉屋さんやお好み焼き屋さんに連れて行ってもらった。 私にと …

先日読了した本。 旅そのものも面白いが現地のお料理を再現するコーナーが興味深い。 バックパッカー時代、私は旅本を全く読まなかった。 旅の前には予備知識が無い方がサプライズで面白いと思ったし、 将来もし書く時に無意識下で文章を真似たり、疑われることを避けたかった。 おかげですぐ近くの遺跡をスルーするという失敗もあったが仕方ない。 旅から遠ざかって十数年、テレビ …

夕べの地震、久しぶりに揺れた。 ぐっすり眠ってる真夜中に二度？長くて大きい揺れだった。 「津波が来てるらしい」まだ起きてた夫がスマホニュースを教えてくれた。 東北の方々のご無事を祈りつつ眠れなくなるのであまり考えぬよう意識。 お陰で眠れたが、今朝はラジオをつけるのが怖かった。 結局津波は来なかったらしく、悲惨な映像を観ずに済んで胸を撫でおろす。 いつものよう …

お酒や煙草をやめられない方々がいる。 昔は「健康の方が大事なのに、なぜかしら？」と思っていた。 ところが私はギャル曽根ちゃんより古くからの大食い女王。 ３０代の頃スキー場で野沢菜をおかずにご飯を５膳食べて驚かれた。 また、昼夜２食分として炊いた２合のご飯を１食で平らげたりも。 そういえば中学時代もスケート場でうどんを１０杯くらい食べていた。 要は食べ過ぎをや …

毎日『今日を人生最後の日』と思って生きようとしている。 特に朝、出勤する夫を意識して見送る、 帰省時に親の顔をしっかり見ておく、など全てが見納め的になる。 もちろん100%は続かないが、ボーッと生きる時間を少しでも減らしたい。 指圧の時も何となく終わってしまった、 なんてことにならぬよう目を醒ましていたいと思う。  

私は中高６年間自転車通学だった。 ある雪の日、父が私を車で高校へ送ってくれた。 滅多にないことながらそれは校則違反、 学校の近くの住宅街でこっそり下ろしてもらう。 家からバス通りに出るとバス停に 同じ学校の中学の制服を来た女の子が一人立っていた。 父の指令で一緒に乗って行くか声をかけたのがTちゃんとの出会いだった。 以来、これまた校則違反だが私は彼女の家庭教 …

公園でラジオ体操をするようになって10年近い。 きっかけは実家の両親。 両親は毎朝6:25～テレビ体操をしていた。 帰省すると何となくこれに付き合うことになっていた。 当時東京に戻り、洗足池をランニングしていたらたまたま6:30公園でラジオ体操をしている方々を発見。 両親と同年代の皆さんに親しみを覚え、私も参加するようになった。 遠距離恋愛のカップルが同じ月 …

  まだあった？！思わず声が出たのは憧れのレストランの前。 新社会人になったばかりの頃、いつかは！と心密かに願っていたお店だった 学生時代も揚げたての串カツ屋さんやお洒落な洋風レストラン、 いかにも大人のお店に憧れた。 結局どのお店にも行けないまま時は経ち、 帰省中偶然にそのうちの一軒を見つけた。 上京して３５年、その存在や憧れの思いすら忘れていた …

毎朝、階段と一階を夫が掃除してくれる。 その間私は二階の掃除機と洗濯物干し。 掃除機が嫌いなお福が避難するのは高い所。 とはいえ、テーブル上の折り畳み椅子にまで登らなくてもいいんじゃない？ 高い所にいる方が優位、猫の一般常識に沿っているらしい。 そこから働く我々に「早くご飯ちょうだい」と大声で鳴いて請求する。 まるでお福が一番偉い現場監督。(笑)

以前、母がくれた焼き芋焼き器。 さつま芋をタワシで洗ってホイルで包み弱火で一時間ほどガスで焼く。 いい匂いがしてくると出来上がり、ヘルシーなおやつ完成。 冬、スーパーで漂う焼き芋の香りは人々の鼻をくすぐるが、ウチにはコレがある。 ねっとり系、ホクホク系、どちらでも甘ければいいのだ私は。 小ぶりなさつま芋が７～８本入った袋を常備。 「イモねえちゃん」という言葉 …