「子供は自分のものではなく神様からの預かりもの」
と聞いたことがありますが、猫のお福もそんな気持ちで接しています。
エミは築地で我々になついてくれたノラの仔猫でした。
お福も捨て猫でしたが、ある方から譲り受けたという経緯があるので、余計そう思うのかもしれません。
今日も出社しようとした私にお福が鳴きながら飛びついてきて、抱っこ&指しゃぶりの「行かないで」あまあま攻撃。
そのまま10分間ほどなでながら座っていたら、タンスの上から見ていたエミがやおら降りてきました。
「次は私の番だから!」
と隣の部屋へ私をいざないます。
よくできたもので、エミが降りてくるとお福も私の膝から降ります。
そこで隣の部屋でエミと10分遊んでから出社しました。
命あるものは人も動物もいつかはお別れするもの。
自分のものと思わず、大切にするのが一番いいんだろうなあと思います。