以前、私達が二段重ねのお弁当箱を使っていた時のことです。
当時の新橋の職場でお昼ご飯を食べようと思い、二段重ねの弁当箱を開けたところ、二段ともにご飯が入っててびっくりしました。慌てて築地の職場にいる主人に電話しましたら明るい声で
「うん、こっちは二段ともおかずだけが入ってたからご飯買って来たよ」とのこと。
なんと私は重ね方を間違えておかずばかりを渡してしまったようです。
主人はご飯を2つ買い、院長と二人で無駄なく消費してくれたようです。
ホッとしたのはいいけれど、問題はこちらです。
二段重ねの「日の丸弁当」はさすがに厳しくて、受付さんにおかずを分けてもらって一つを食べるのがやっとでした。
面白がった先輩が私の弁当の写メを撮っていましたが、こんな取り違え事件も今となっては懐かしい思い出です。今は受付さんだけが新橋に残り、当時の先輩、主人、私の三人は独立して職場が変わってしまいました。諸行無常です。
現在の弁当箱は漏れないタッパーで二人一緒に食事するのでもう安心ですが、二段重ねの弁当箱を見かけると思い出す珍事件です。