緊張はなくならない

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猫と暮らすようになってもうすぐ9年。
生活が変わったことの一つに、動きが慎重になったことがあります。
私はもともとガサツな方でしたので、寝相も相当悪い方でした。
エミと暮らし始めて間もなくのある夜、就寝中に暑くなりましたが、なぜか重くて掛け布団を動かすことができませんでした。
その時は寝ぼけていたので理由も考えず思いっきり力を入れてめくることができたのですが、直後に「ドンッ」という音が聞こえました。
「なに今の?・・・あっ、エミか!きっと掛け布団の上にエミが乗っていたのを布団で飛ばしたから壁にぶつかったんだ!ひゃ~悪いことをしたなあ~」
と、思いつつ深い眠りに落ちてしまったのでした。(ヒドイもんです)
とりあえずエミにケガなどはありませんでしたが、これで相当懲りた私です。
以来、寝返りを打つ時にはそうっと動き、足の位置を変える際にも蹴らないよう、そこに猫がいないかをゆっくり確認するようになりました、但し、深く眠って記憶のない時をのぞいては。
昨朝、立ったまま靴下を履いていたら、上げた片足をおろす位置にお福がやって来て軸足にスリスリ。
おおっと~!!危うく踏んでしまいそうになって焦りました。
自分の身の危険も顧みず、無邪気に自我を通すその姿は幼児と全く同じ。
今もって大丈夫とは言い切れない猫との室内同居、要注意です。