高校時代の先生を指圧させていただく機会がありました。
若いころから私は小心者のくせにちょっと生意気でした。
高校の制服がストッキング着用が決まりだったのにわざと靴下で
登校してみたり、皆がワンピースやスーツで来る同窓会にTシャツ・ジーンズ
で参加したりしていました。
先生は同窓会で成績もかんばしくない上に、明らかに無礼な服装の私に何も言わず、
優しい笑顔で話しかけて下さいました。
とっても嬉しくて、内心ホッとしたのを覚えています。
随分経ってから、そんな自分にきづき、いつかお会いする機会があったら
お詫びと感謝をお伝えしたいと思っていたところ、
仕事の都合上、海外から帰国される予定と知り手紙を書いたことで
再会がかないました。
初めての指圧を受けた後、先生の第一声は
「あー気持ちよかったわ!この指圧のやり方を私に教えてちょうだい!」
でした。
年齢的に、また受けたい!という方はたくさんいらっしゃるのですが、
人にやってあげたい、とおっしゃるわけで、大変驚きました。
本当に愛情深い方なのだなあ・・・と改めてこの先生を大好きになった私でした。