「三国志」のDVD、完結編を借りています。
何か月かに渡って見続けた「三国志」がついに終わるというのは、嬉しいよりも寂しい気持ちが大きいです。
中学か高校時代に横山光輝さんの漫画で「水滸伝」を読んだとき、登場人物が多すぎて誰が誰だか分からなくなりながらも凄くワクワクしました。そのあと「三国志」も興味が湧いたのですが当時の漫画にはまだなく、かといって小説に手を出す勇気はないまま過ごしてきました。
主人がこれを見つけてくれて観始めたときは「ふーん」というくらいでしたが、今では暇があったら観たいほどささやかな楽しみとなりました。死に方がワンパターンだったり、戦いの残虐なシーンは苦手なのですが、登場人物の描かれ方が面白いです。最初は謙虚な劉備玄徳に大変な魅力を感じましたが、最終的には諸葛孔明の猛烈な知略にノックアウトされました。
一応この作品では敵役とみえる曹操、司馬懿にも、その他大勢の武将、登場人物にも人間としての魅力がそれぞれうかがえ、「あの人はそのあとどうなったんだろう?」ともっと観たくなる満足感の高い作品だと思いました。
イケメンも多く、イイ声の声優さんが盛りだくさんです!!(笑)