青空と太陽に感謝

TS3W1128
自宅のあるマンションの外観工事がやっと終わりました。
経験のある方はご存じだと思いますが、工事中は騒音や臭いもしますし、いつも窓辺に人の気配を感じ、布団や洗濯物を干せず、ベランダ使用禁止など、かなりなストレスですね。
何よりも建物を覆っているあの網(ほこり避け?)が、2か月間ずーっと部屋の中を暗~くします。
(一時期、あんのんの建物も同時に外壁工事だったので家も職場も暗くて参りました)
天気もよく分からないし、虹が出ていても見えない、常に足場が組んであるので、24時間いつでも誰でも窓辺に上ることができます。(怖)
しかし、まだ外出できる我々はマシで、家猫としていつも外を眺めているのが好きなエミとお福はかわいそうでなりませんでした。
また、10鉢ほどある植物の中で、太陽の大好きな「カランコエ」は網が張られて日当たりが悪くなったとたん、小さなアブラ虫がわき始めたので、一番最初にご近所さんに預かってもらいました。
ベランダ禁止ゆえ、他の植木鉢も手分けして知人宅のお庭に一時避難。
そのおかげで、ある方は植物の栄養剤として卵の殻を、また別の方は使用済みダシ昆布を肥料とすることが分かり、勉強になりました。
また、布団を干すことができないので、主人に布団乾燥機を買ってもらい、敷布団がフカフカになりました。
日々、色々な業者さんが出入りするので、その出会いも楽しかったです。
足場を組む、古い壁を叩いて落とす、左官屋さんに外壁の塗装、ベランダの床を塗るペンキ屋さん等々・・その中でもニッカボッカの美人さんが一番のお気に入り。
ヨーロッパでは日照時間の少ないイギリスの方などが、太陽の国スペインへ冬の間バカンスに行くのだとか聞いたことがありますが、今回は本当にその気持ちがよく分かりました。
ブルーな気分で引っ越ししたくなったこともありましたが、いざ足場が解体されて行くと一抹の寂しさすら感じるという不思議。
そしてリニューアルされたマンションのきれいなこと!!
当たり前のように思っていましたが、部屋の中から空や太陽を望むことができるとは実に幸せなこと、普通の暮らしができることに感謝しています。