あちこちで梅が咲いていますね。
洗足池のほとりに勝海舟夫妻のお墓があります。
昨日、江戸城無血開城の立役者である勝海舟さんのお墓にお参りしよう、と訪れましたが、
ズラリとカメラを構えた方々が遠巻きにお墓を囲んでおられました。
周囲に咲きほこっている梅の花にたくさんの小鳥がやって来ているようで、
賑やかにさえずりながら小鳥たちがせわしなく移動するたびに「バシャバシャ!」とシャッター音が鳴り響いていました。
これはお墓に近づくとヒンシュクを買う、と諦めた私は小鳥の見物をすることにしました。
目を凝らして見ると、雀、メジロは分かりますが、同じ大きさで知らない鳥が何羽もいます。
近くでカメラを構えて連写していたおじさんに隙を見て尋ねてみました。
「何という鳥が来ているんですか?」
「あ、トリです」(それくらい見ればわかるよ)
「何という名前の鳥なんですか?」もう一度だけ質問。
「アトリ、という名前です」
「へええ~アトリ?」そうだったのか、ちょっと恥ずかしくなってしまいました。
梅といえばウグイス、というイメージですが、ウグイスはまだのようでした。
以前、小田原に住んでいた時は、曽我の梅林が近場で有名でしたが、一度も行ったことはありません。
今ごろさぞやキレイなのでしょうね。
この界隈はご自宅に梅の木を植えていらっしゃる方も多く、道すがら楽しませていただいて、本当にありがたいです。
そしてもうすぐ桃や桜の出番。
しばらくはお花を愛でることができる良い季節がやってきました。