数十年前の社会人デビューは銀行員だった。
ボーナス時、女子行員は一人300万円の定期預金を集めよとの指令。
父は職場の同僚達に頼んでくれ、指示通り私が集金した額は計1千万。
しかし、自分のボーナスへの反映は無く、仕事もできず面白くなかった。
そして支店長と喧嘩してたった一年半で退職。
しかも、預金して下さった方々へお詫びもご挨拶も一切せず。
父が亡くなった今となってはどなたにお礼申し上げるべきかも分からない。
そんなダメダメな記憶が突然蘇り、夫に懺悔。
世間の方々のためには早く辞めて良かったかもしれない。