南米ペルー・ボリビア一人旅9

プーノ行きバスに戻ると皆、毛布か寝袋をかぶっている。
セーターの袖を足から着ている人もいて、切実だが笑える。
私も持つ衣服全て身に着けるも足が冷える。しもやけになるかも?
出発時の不安と怒りが、さっきの風景ですっかり癒された。
だがホッとしたのもつかの間、気分が悪くなった。乗り物酔い?高山病?
足や顔からすーっと血の気が引く。
ズボンやベルトを緩めて必死に自己暗示、数回吐き気の危機を乗り越えるといつの間にか眠っていた。隣の男に起こされる。フリアカに到着。