南米ペルー・ボリビア一人旅16

トキゲストハウスで知り合った日本人カメラマンさんと街歩き。
あるCD店で、ふと隣に立つ男性の特徴ある靴が目に入った。
それは数時間前、別の店でも見た覚えのある靴。背筋が凍る。
当時ボリビアでは首絞め強盗など物騒な話が旅人の間で頻繁に交わされていた。
「我々、後をつけられてるかもしれません」
「じゃ、ゆっくり店を出て角を曲がったところでダッシュして宿まで走ろう」
気づかぬふりで歩き、角から坂道ダッシュ!しかしすぐ息が上がる。
標高3800m空気が薄いラパスでは無理な作戦だった(笑)