さすがに着納め

和装の世界は季節先取りらしい。
ならば本来、この柄の羽織はとっくに終うべきなのだろう。
そういう常識を無視してこの季節は毎年この羽織を着倒している。
下手な着付けを隠せて暖かい、桜みたいな花を背負う気持ち良さ。
「どうしてそんなに沢山着物持ってるの?」全部お古の頂き物です。
「着付けはどこで習ったの?」お寿司屋さんでバイトして覚えました。
そんな会話も楽しい毎日の徒歩通勤は気分も上がる。
だが、さすがに今年はそろそろ着納めかな。