真夜中のささやき

「ごめんごめんごめんごめんごめんごめん!」
早口でささやくような真夜中、夫の寝言。
一体誰に何をやらかした夢をみているのやら?
すぐ静かになったから敢えて起こさず、ニヤニヤしながら私もまた寝た。
翌日、誰に謝っていたのか尋ねたがもちろん夫は覚えていなかった。
「お福でも蹴っ飛ばした夢やったんかなあ?」
夢ってそんなもの。正夢にならないようお互い気をつけようね(笑)