最高の親孝行

時々いらっしゃるクライアントさんがご来院。
独身男性で、この後高齢のお母様のマッサージに向かうのだとか。
「若い頃はちっとも言う事を聞かず迷惑をかけたから」
いやいや、皆そうでしょ。でも毎週末とは何たる親孝行!
自身が受けつつお母様の足腰を揉むため圧し方を観察している。
ふと昔、師匠の指圧を受けながら学んでいた時代を思い出した。
「母は僕が来るのを楽しみにしているんです」
涙が出そうになるのをこらえ朝から二人分指圧した気分になった。