先夜1:30、エミの噴射状の嘔吐で飛び起きる。
慣れたもので、夫は電気を点け、私は布団を汚さぬよう持ち上げる。
夫は雑巾と洗剤でカーペットを拭き、私はそれ以外の汚れ物を予洗い。
30分~1時間で再び布団に入ると背中にエミの温かいお腹が来た。
「ごめんね~」とも「ありがとう」とも感じる。
連夜の嘔吐は初で、翌日数か月ぶりに診察してもらった。
診察台で香箱座り、相変わらず堂々たるエミは医師達に笑いをもたらす。
約5万円(ひゃあ~)の治療費を支払い帰宅。
二階で布団と取り込んだ洗濯物を畳んでいると、エミも上がって来た。
身体をピタリと寄せて座るのが「すまないねえ~」「ありがとう」と感じる。
気のせいかもしれない。でも愛おしい。