男どき女どきは「おどきめどき」と読むそうです。
私は向田邦子さんのドラマで初めて知った言葉。
このドラマは千束八幡神社さんが出るからと以前ビデオで観ました。
何事も順調な時を男どき、何やっても上手くいかない時を女どき、と言うのだとか。
今朝のラジオ番組「お喋りな古典講座」でも出てきました。
元は、能楽を大成させた世阿弥さんの言葉。
番組では、男どきはそのまま好調の波に乗り、女どきは諦めるのが良い、と世阿弥さんが言ったとレクチャー。
諦めるって潔くて笑っちゃいますが、その前に最善は尽くすでしょ?
ネットで見ると、男どきでは油断せず、女どきでは大胆に行け、など深い人生の教訓が示唆されています。
何だか世阿弥さんの風姿花伝を読んでみたくなりました。