映画「蜜蜂と遠雷」を観ました。
噂にたがわず、迫力と見応えのある作品と思いました。
役者さん本人がピアノを弾いているようにしか見えないのはなぜ?
その凄い技巧だけでなく音楽そのものや人間関係やメンタル、生きることなど広く訴えるものがあり楽しめました。
私がピアノを習ったのは幼稚園から小学時代と高校時代の二回。
幼い頃はお稽古事の一つ、高校では教職に有利だからという理由であり、決して練習熱心ではありませんでした。
最後の発表会で弾いたのはベートーベン作曲「月光」第1楽章。
一年もかけてやっと弾けたという酷いレベルですが、先生がこれを私に選んでくれたのは「手が大きいから」(笑)。
もっと真剣にやっておけばと甘酸っぱい思い出に浸りました。