「大切にするよ」という誓い

エミとお福は二匹とも避妊しています。
10年前、野良猫エミの保護を決めた時、本当は避妊させたくありませんでした。
ただ、当時エミは外にも出かけており、発情期は年に何度もあるとか。
交尾すると100%妊娠し、1度に最高7匹産むよとお医者さんの言葉。
避妊手術から帰ったエミが傷を舐め続けるのを見るのは辛かったです。
そこで最後まで責任をもって面倒を見ることで償う決意をしました。
4年後、新たにお福が来た時は完全に内猫、避妊の必要はないと思いました。
しかし、ある時から苦しそうに夜鳴きしたり、粗相するように。
動物写真家の岩合さんちの猫のように自由に出入りできる環境だったらいいのにと思いましたが、都会の賃貸マンションではムリな話。
理想と現実の狭間で悩んだ結果、お福も避妊させました。
聞いた通り、太りやすくなり、甘えん坊です。
愛情と責任を持って生涯一緒に暮らすことを誓うきっかけになりました。