色々な有難みに気づくようになった。
クライアントさんや友人の存在は大きい。
挨拶だけでもホッとするし、心のこもった言葉に涙がこみ上げたりする。
歳のせいなんだろうか?
親の有難みなんて昔は皆無、むしろ親から逃げたくて逃げたくて仕方がなかった。
理不尽に怒鳴られ、ぶたれ、束縛され本当に実家が嫌だった。
だがそのおかげで今、独立して生きているのだから万事塞翁が馬というべきだろう。
もちろん私も悪かったが、親も完ぺきではない、許すべきなのだと知った。
「でももし同居したらきっとケンカするよね?」
先日帰省した時に実家で母とうなづき合った。
もっと一緒にいたい、と名残惜しい位が実はちょうど良いのかもしれない。
最も忘れがちなのが同居家族の存在。
慣れて当たり前になっているが、失うと思い知らされるに違いない。
知らない間に助けてもらっていることはたくさんある。