縁は異なもの味なもの


今年から義父と同居しています。
義父は読書と美術鑑賞、クラシック音楽が趣味です。
以前、主人と二人の時はNHK朝ドラを観ながらの朝食でしたが、今はバッハ。
荘厳な音楽を聴きながら朝食を頂きます。
眼を閉じると、食事内容は別として高級レストランのよう。(笑)
昨日、その音楽カセットテープから聞き覚えのあるナレーションが聞こえました。
それはバッハ専門家、故礒山雅(いそやまただし)さんの声。
磯山さんは新橋時代に知り合い、退社後あんのんの立ち上げから数年通って下さったクライアントさんでした。
有難いことに磯山さんがブログで取り上げて下さり、北海道や名古屋など遠方からもファンの方々が指圧を受けに来られ、今なお来院される方もあります。
著書も頂きましたが、演奏会やラジオ放送など聴いたことはありませんでした。
昨年亡くなり残念がっていたら、まさか義父のテープで懐かしいお声を聴けるとは!
スピーカー前でビクター犬ニッパー君のように思わず正座した私。
何だか磯山さんが優しく見守って下さっている気がしました。