私が中学か高校生ころのことだと思います。先生がこんなお話をされました。
「皆さんが大きくなってお母さんになったら家族にご飯を作りますね。
家族の人たちはそれを一生食べていくのですから栄養を考えて作らなくては。
皆さんの責任は重大です。」
こんな内容でしたが、私は大変プレッシャーを受けてしまいました。
「そんな、人の健康の責任なんてとても負えない。私はお母さんにだけはなるまい」
今となっては大笑いですが、その時ひそかに真剣に決意したことを覚えています。
先生もまさか生徒がこんなネガティブな決意をするなんて思ってもみなかったでしょうね。
結果として、たまたま私はお母さんにはなっていませんが、毎日三食作っています。
あなたはあなたの食べたものでできている、という言葉があるので
できる範囲で努力はしていますが、ゲーム感覚で気楽にやっています。
なんでも「美味しい!」と食べてくれる主人のおかげで続いているので
実はけっこう感謝しています。