先日の朝、ランニング中のことです。
女子中学生が自宅を出て歩き始めたところに通りがかりました。
お母さんが道に出て女の子をお見送り。
そのまま100メートルほどの真っすぐな道を振り返りもせず、彼女は進みます。
角を曲がって見えなくなるのを見届けてやっとお母さんは家に戻られました。
ランニングしていなければとても寒い朝。
今でも私が東京に向かう際には家族が見送ってくれますが、実家に住んでいた頃は、夕方よく祖母や父が通りまで迎えにも出てくれたものです。
今風に言えば「ウザイ」と思っていた時もありましたが、親の心子知らず。
忙しい朝でも気づかれなくてもしてくれた親のその想いを懐かしく、ありがたく思い出し温かくなった朝でした。