以前、大学病院に通院していた。 毎回違う医師に診て頂くので見解の相違に面食らう。 A「しばらく様子見ましょう」 B「万一のため、これはすぐにでも手術しましょう」 ある日、手術を勧めた女医さんに質問した。 「ではこの検査結果が先生のものだったら、オペ受けますか？」 「いえ、・・・受けないでしょうね」 「では私は手術受けません」 医師も人間、立場でそう言わざるを …

今年も残すところ、あとひと月となった。 毎朝晩二回母に電話して、ふた月に一度実家に帰省、母と食事。 ２泊３日は仲良く過ごせるが、３泊４日だと不穏な空気が(笑) 遠慮のない親子ゆえ、長く一緒にいると平和が崩れる。 「一緒には暮らせないね」お互い分かっている。 母が素手で握ってくれたおにぎりの味は特別。 苦労人なのに明るく笑うところが大好きで尊敬している。 年末 …

「少し食べたら？」 秋鮭のお刺身、夫に出したお皿を差し出された。 「あ、私２切れ食べたから、それ全部どうぞ。優しいねえ」 「いや、怖いだけだから」 先日、頂き物の激旨冷凍焼き芋８本入りをスゴイ勢いで夫が食べた。 「適宜、食べてね」と、確かに私は言った。 しかし、気づけば残りたったの２本！私まだ一口しか食べてないのに！ 残りは私に下さい、と憤慨したのが怖かった …

誰にでも得手、不得手はある。 この歳になるとさすがに勉強が不得手だと自覚する。 「本当に座学が苦手やね」と、夫にも言われた。 「家だとひたすら台所に立っているよね」とも。 確かに、じっとしているのは苦痛。 目に見えない砂時計がサラサラ落ちてゆく気がする。 性分、というのならば死ぬまで続く癖なのかも知れない。

先日、帰宅したら玄関の電気が点かない。 電球切れ？と思い台所のスイッチを入れる。が、点かない！ 真っ暗の中、お福が玄関まで迎えに来てくれた。 つけっぱなしのはずのエアコンも消えてる。停電？ 慌ててブレーカーを上げると明るくなった。 保温中のご飯も冷え、ホットカーペットも冷たい。 幸い冷凍、冷蔵食品はさほど影響ない、冬で良かった。 お福の布団に湯たんぽ、二つ入 …

毎朝見る同じ場所なのに毎朝違う空。 家族のこと、自分の老化、今後の住まいなど気になることは多い。 今悩んでも仕方のないことは一旦置いておく。 そんなことができるようになったのは夫のおかげ。 夫にもそれなりに悩みがあるかも知れないがほぼ聞いたことがない。 ヘアスタイルだけではなく、彼はお坊さんっぽい。 コロコロ変わる秋空に執着はムダだと教わる。

週に一度、卓球同好会に参加している。 夜なので夕飯を済ませてから向かうのだが、満腹では動けない。 否応なく、夕飯の時間を早め、量も軽く済ませる。 卓球を楽しむためなら食べる量を減らすことができる。 すると翌朝のラジオ体操の時から空腹を感じる。 毎日これができれば良いのに(笑)

最近、新しい顔見知りができた。 相変わらずお名前も知らないのだが、素敵な女性。 いつも自転車で来てラジオ体操に参加される。 主婦とのことだが、年齢は私よりも少し若そう。 帰り道に銀杏をお渡しした日からご挨拶するようになった。 もっとお話したいのだが、平日の私はラジオ英会話がある。 タイミング会えばまた週末に・・帰り道の楽しみができた。 銀杏がコミュニケーショ …

クライアントさんに姿勢の大切さを説明。 私は帰省の新幹線で度々、デッキでラジオ体操する話をしている。 すると山口県出身の方からの質問。 「福山城はコンクリートでしょうか？木造なら途中下車したいけど」 指圧後、気になったので調べてみた。 １９６６年にコンクリートで建て替えられ、ガッカリのコメントも。 だが、近隣に木造のお城があることも判明。 クライアントさんに …

だんだん朝が薄暗くなって来た。 冬になるにしたがい、これから寒さも厳しくなる。 既に、目覚めても布団から出るのに勇気がいる。 やがて二度寝、慌てて飛び起き、公園に向かって走りだす。 時にラジオを忘れてラジオ体操に向かう日も(笑)。 「寝起きにいきなり走るのは身体に悪いよ」 夫の言葉が頭の中に浮かび、競歩スタイルで急ぐ。 高齢になると転倒が思わぬ大怪我に繋がる …