今のところ、毎日図書館で新聞をめくっています。
そこで出会う方の中に一人だけ、苦手な人ができてしまいました。
70歳くらいの男性なのですが、イライラしているのか新聞をめくる音がひときわ大きく、時々独り言もおっしゃいます。
きっと急いでいらっしゃるんだ、機嫌が悪いだけだと努めて気にしないようにするのですが、意識しすぎて集中をそがれてしまいます。
その方がいらっしゃると、「ああ、早くめくって帰ろう」「気づいてくれないかな?」「誰か上手に注意してくれないかな?」など、心ここにあらず。
中学時代に、目の前で名前を呼んでも全く聞こえず読書する同級生がいましたので、それを思い出して真似しようとするのですが、難しい。
何年か前、自由が丘の熊野神社さんで、先に本殿に手を合わせている女性がいらっしゃったので、手水舎から遠慮しながらそうっと牛歩戦術で近づいていたところ、
「バサバサうるさいのよ!集中できないじゃないのっ!!」
突然、般若の形相で振り返り大声で怒鳴られたことがありました。
以来、お祈り?が長い先客がいる神社では、ずーっと後方からサッサと参拝を済ませて帰るようにしています。
ちなみに、私自身が参拝する時は10秒くらい。後から来た方が隣に並んでもやぶさかではなく、むしろ後ろで待たれる方がプレッシャーで気を使います。
人それぞれ価値観は違いますから、配慮や思いやりの形も違って当然。
今回は逆の立場というわけで、相手に不快な思いをさせずに上手に要望を伝える方法を模索中です。