昨日は先に出かけた主人とは渋谷で待ち合わせの約束。
家事をするうち、ちょっとした悪戯心で和服を着てびっくりさせようと思いつきました。
幸い苦手な帯も一度でキレイに結ぶことができ、まずは熊野神社さんへ参拝。
帰ろうとしたら中国人の観光客グループになぜか手を合わせて拝まれてしまいました。(私、神主さんじゃないんですが?)
主人と昼食を終え、一人で築地の知人80代の女性宅を訪問すると、和服の好きな方なので大変喜んでくださいました。
「和服にはマフラーよりはこっちよ」
「帯揚げの結び方はこうやるとほどけないのよ」
「飲食の時はお膝にハンカチを置いて」
「草履はこれが色も合うから」
久しぶりにお会いできるだけで嬉しかったのに、ちりめんのストール、ハンカチ、草履までお土産に頂いてしまいました。(浦島太郎のような気分)
帰りに自由が丘では電車を待つ間、
「今日はお稽古か何かですか?」
とご婦人に話しかけられ、立ち話。
着付けも適当、立ち居振る舞いもなっていないのに和服効果を思い知らされました。
着物を着て指圧の仕事ができるのならば、それはそれで良い姿勢の稽古になるかもしれないなあと考えましたが、帯を解いた時の解放感!
やっぱりずっと着ているのはムリ・・・と思ったのでした。
まだまだ修行が足りません。