出がけに床のカーディガンを手を伸ばした。
引出しから出して間もないのに、なぜか部分的に濡れている?
「ニャーッ!」
カーディガンに乗っかっていたエミを無理にどかせるとおかんむり。
どうやらハーブの防虫剤の香りが気に入り、服を舐めまわしていたらしい。
お福は漂白剤の香りが好き。
マタタビと同じように、身体をクネクネさせながら擦りつけたがる。
以前、風呂場でカビキラーをスプレーしていたら入って来て舐めようとした。
「やめなさい!劇薬なんだから死ぬよ!」
ジャンキーな猫たち、思いがけないものに反応するのでご用心。
防虫剤を使用した紬の和服を室内干しする時なんてヒヤヒヤものです。