コミュニケーションのツボ

「なんて我が強いんだ」
若い頃、バイト先でそう言われたことがあります。
その時は自分が正しいと信じていたので(笑)、全く気になりませんでした。
日本人らしくI wantをはっきり言わない人たちに苛立ち、それを言える自分を「勇気がある」と思っていたのです。
数十年経ち、主人と暮らしてようやく分かるようになりました。
主人は人の話をよく聴き察し強制せず、他を優先する人です。少なくとも私よりは。
公私ともに傍で観察して、その良さに気づけてありがたいです。
自分にも良い所があるはずと信じつつも、主人を見習いたいと思うこのごろ。
そういう意味で、この結婚生活は良い修行だなあと思います。
人の話を遮らずに最後までちゃんと聴く、途中で話の腰を折らずに待つ、というのが当面の目標です。
お喋りの私が何と難しいことに挑もうとしているんだろう?(笑)