まるでキャンプ生活


昨朝7時ころ、実家の母から電話がありました。
「ねえ、うちの洗濯機の使い方を教えてちょうだい」
「えっ?」
なんと、いつも手洗いしているので洗濯機は「脱水」しか使ったことがないというのです。
これにはビックリ!
このたび母は体調を崩し退院後の自宅療養中、初めて洗濯機を使う気になった様子。
私は一昨日まで家事手伝いで帰省中でしたが、毎日回していた実家の洗濯機を思い出しながら、まず「電源」を入れて、「標準」を押して、と説明。
どうにか動かすことができたようです。
実家は近年オール電化にしており、以来、機械の苦手な私は調理用コンロとお風呂の自動給湯システムにはノータッチでした。
しかし今回そんな事を言ってる場合じゃない、なんでもやるしかありません。
実のところ、使ってみれば電化製品は簡単で便利、意外に苦労したのは台所の調理器具や調味料、布巾、ポリ袋などの在りかでした。
我々の住むマンションとは違って一軒家の収納は膨大、長く住んでいるのでモノも多い、何がどこにあるのか一つ一つが手探り状態。入院中の母に電話で聞くしかありませんでした。
コーヒーは冷蔵庫、ダシは炊飯器の後ろ、ポリ袋は箱に入って引き出しの中、布巾は・・ナシ!?
食器乾燥機があるから食器を拭くための布巾はないのだそうです。
この五日間、最低限度の調理器具と食器を使いまわしながら一人、アメリカのキャンプ時代を懐かしく思い出していました。
実家とはいえ、ヒトの台所ってなんて使いにくいんだろう、と手伝いをしてこなかった自分を棚に上げていた私です。(笑)