新幹線ではなるべくAかB席を選んで座る。 美しい富士山の写真を撮る、ただそれだけのため。 先日は致し方なくC席になった、そして完全に富士山を忘れた。 ふと気づき慌ててデッキへ走り、やっと撮れた一枚がコレ。 気持ちの良い朝なのに、雲一つない快晴だったのに。 帰りこそは！とA席確保したが、暗い曇天で裾野しか見えなかった。 帰省の楽しみ、以前は岡山や京都の途中下車 …

朝の洗足池は息をのむほど美しい時がある。 メタセコイヤに朝日が差し込む時、思わず誰もかれもがカメラを向ける。 雲一つない秋空、優雅に舞う野鳥たちに歓声が上がる。 毎朝、同じ時刻に同じ場所へ通うのに、一日として同じ景色はない。 当然のことなのに感心してしまう、驚かずにはいられない。 そしてそれに気づけるという幸福！ 今日も氏神様に感謝を捧げる。

私が帰省で数日留守するとお福が便秘気味になる。 最近そういう傾向にあることに気づいた。 かといって家にいる時間ずっと構っているわけでもない。 お福はホットカーペットか毛布の上に鎮座。 私は、時間があれば常備菜か食事の下ごしらえで台所に立つ。 そしていよいよ出かけようと着替え始めるとお福がくっついて回る。 急に名残惜しくなる私も心を込めて丁寧にお福をブラッシン …

独身時代から冬には鍋を作っていた。 「一人で鍋？寂しいな～」よく同僚からからかわれたが気にしない。 簡単でしばらく持つし、洗い物も少なくてラク。 味付けは醤油味醂酒、ポン酢、ゴマ味噌、キムチ＆醤油、酒粕＆味噌＆醤油、塩、ガラスープ、豆乳など市販品を買わずとも薬味の工夫も色々できる。 魚屋さんに教わった鱈鍋、夫の母のうどんすき、酒粕に書いてある粕汁、TVで観た …

先日、かつての築地市場、場内を正門側から覗いた。 豊洲に移転したと知っていたはずなのに、浜離宮へ向かう際「お刺身でも買ってく？」と思ってしまった。 昨年の東京オリンピックで駐車場だったらしく、完全な更地。 隅田川を挟んだ向こうに勝どきのビル群が見渡せる。 築地に住んでいた頃はここが巨大なスーパーマーケットだった。 フグの白子、刺身、生麩、野菜果物等食料品の他 …

今、旬の柿が美味しい。 柿半分を一口サイズに切ってグラスに入れる。 残りの柿に牛乳を少し入れてハンドミキサーにかける。 先のグラスに注ぐとただそれだけでちょっとしたデザート完成。 いわゆるバナナジュースの柿バージョン、とても美味！ また、柿を輪切りで干し、細く切って紅白なますに入れる柿なます。 自然な甘みが美味しい。 ひと通りやって満足、以降そのまま剝いて食 …

先週、夫と数年ぶり浜離宮恩賜庭園へ。 秋晴れの芝生を自動芝刈り機が動き回っていた。 高低差のある庭でどう動く？ずっと見ていたいような仕事ぶり。 手弁当を広げたのはピクニックテーブルのあるサイト、アルコール禁止。 食後に甘いものが欲しいと思ったら、池の真ん中でお抹茶セット８５０円也。 ここにも野鳥がたくさん、都会の静かで贅沢なひと時だった。

新幹線車内で荷物が動き回っていた。 椅子の後ろに戻してあげても良いけど、きっとまた繰り返すよね？ 持ち主不明でどうしたものか？ やがて向こうからやって来た警備員さん、荷物を椅子の後ろに戻し折り畳みテーブルをストッパーにして去って行った。 なるほど、こうやればいいのか～納得！！

今回の帰省も自由席。 今年は既に５回帰省、コロナ禍は自由席の方が空いていた。 だが今回１～７両目を歩くと指定席の方が少し空席多め。 どうやらこの年末は予約しないと座れなくなりそうだ。 土曜朝９時頃、上り新幹線自由席車両ホームは近年見ない程の行列。 もしや座れない？と不安になるも、なぜか最後尾のドア前だけ誰もいない。 ラッキーなことに降車客もおらず、一番最初に …

歩くのが嫌いな母をやっと連れ出した。 たとえ愛娘の私を見送るためでも歩かない。 「私は走る！そっちは自転車でいいから新しくできた橋を観に行こう！」 その言葉でやっと重い腰を上げてくれた。 「ワシが生きとるうちは出来上がらんじゃろ」 早春亡くなった父が生前言っていた通り、この秋完成した橋。 「気持ちええなあ～、ええ所じゃ」と母。 秋晴れの下、清々しい風が吹いて …