過干渉だった父が亡くなって３年経つ。 私が若い頃は怒鳴られ、叩かれ、互いに分かり合えぬ存在。 人生後半はそんな父に私も慣れ、理解に努める良い日々だった気がする。 最近は自分の口元や心配性なところが父にソックリだと気付く。 放任主義で育った夫には本当に申し訳ないが、過干渉の性格は遺伝。 つい、口うるさくお節介を焼いて嫌われる。 なるべく心の距離感を保つように努 …

昨年の今頃は高尾山に上ったのではなかったか？ 平日よりは空いているはず、と定休日に弁当持参で向かった。 歳のせいか、ともすれば近場で全てを済まそうとする。 紅葉は洗足池でも観れる、いや、TVで観れるとか言いだしそう(笑) 買い物も調理も便利にラクしたければいくらでも可能。 だからこそ、敢えて明治時代の如き暮らしを面白がりたい。 PCやスマホを手放せたら気持ち …

私たちに子供はいない。 だが、お子さん連れで来院される方々のお陰で触れ合う機会がある。 幼児を見ていると、本当に猫とそっくり。 指圧中のお母さんにべったり甘えて張り付く。 自宅に遊びに来る友人のお子さんも、猫用の玩具で遊ぶ。 興味を持つ対象が同じなのが面白い。 失礼かと思って最初は言葉にせず我慢したが、色々と似ている。 ただ、犬猫たちは人間の５倍の速さで歳を …

最近、雨の日もラジオ体操参加者が集まる。 以前は小雨で１０人未満だったのが、倍くらいになった。 ６人程度までなら大雨の際は図書館の玄関前で賄える。 いつも１００人以上、この５年で一人きりだったのは一度だけ。 出不精の方が朝だけでも出かける機会を持てるのなら、と喜んで向かう。 これから暗く寒くなるとどうしても人数は少なくなるだろう。 怪我や病気無く、皆仲良く集 …

晴れた日は室内に日が差すようになった。 お福が気持ち良さげに日向ぼっこするのを見るとホッとする。 歳を取ったせいか、以前より後追いしてくれない。 寝ている時間が長くなった気がする。 ちょっとは動きなさいよ、体重が増えてく一方だよ。 私も気を付けないと、を身をもって注意喚起してくれてる？ お福の姿が実家の母とも重なる今日この頃。

たまに、近所の卓球同好会に参加させていただく。 公園のラジオ体操よりも年齢層は高い。 しかし、激しい打ち合いで毎回一時間足らずでギブアップ。 外は寒くても汗だくになるってスゴイ運動量。 ラリーの音、タッカタッカタッカタッカ、の小気味よいリズム。 中学高校６年間の卓球部時代を懐かしく思い出す。 全く上手くなかったけど、暇さえあれば朝昼晩一人でもやってた。 当時 …

コロナ禍を経て、日に何度もトイレ掃除したりする。 この世に洗剤が沢山あることの理由をTVで知った。 昔はトイレ掃除をすると美しくなる、と言われていた。 皆が嫌がること故、そんなたきつけ方をする？ でもさほど嫌々ではない。 いかに効率良く適宜に掃除するか、毎日が修行でゲームだ(笑)

人生で初めて買ったレコードはクリスタルキングの「大都会」。 音楽の授業で、低音は生まれつき、高音は練習次第と習ったので、自分の部屋で高音と低音二人分を必死に歌っていた。 先日のTV番組で「声楽家が選ぶ難曲１位」が「大都会」と知って仰天。 人前で歌うのは苦手なので一人で随分練習したのになあ。 何事にも無駄はないと言うが、あれは何も役に立たなかった(笑)

毎朝、洗足池のラジオ体操に通う。 ある日、この３０分足らずで何人と挨拶するのか数えた。 犬の散歩、ウオーキング、ランナー、カメラマン、参拝者、チャリダーも。 自宅から神社経由で公園往復、４１人だった。 別日は２０人ほど。日によって天候次第で参加者も増減する。 そのほとんどが名前も知らない「いつもの面子」。 しかし、後姿でも分かるほどの顔見知りって面白い。 こ …

猫も頭が重いらしい。 人間が頬杖をつくように、猫もよく何かに頭を乗せてくつろぐ。 扇風機の台や私の足首、手の平・・おかげで動きが取れなくなる。 長女猫エミは私の手の平にヨダレを垂らして寝ることもあった。 こんなに小さな頭でも重いんだねえ、と何度呟いたことだろう。 白目剥いたり、寝言を言ったり、油断した姿は結構笑える。