栗の渋皮煮を作ってみました。
生の栗は同じ国産でも安い栗と高い栗があります。
1ネット約400円のスーパーさんのと約1000円の八百屋さん(こっちの方が量も多かった)の品を「茹で栗」にして食べ比べてみたところ、さほど味に違いはありませんでした。
ただ、安い方は栗が小ぶり。虫食いや、美味しくないハズレの栗はどちらにもありました。
渋皮煮は、以前一度だけ手作りのものを頂戴したことがありますが、自分でやってみようなどとは露ほども思いませんでした。
どう考えても面倒な工程を踏むくらいなら「甘栗むいちゃいました」を食べたらいい、という発想です。
ところが先日テレビの料理番組で和服を着た若い女性が栗の渋皮煮と甘露煮を作るのを見ました。
京都弁?のような優しい語り口と美しい笑顔、黒っぽい渋めの着物がとても素敵。
渋皮煮もあっという間にできました。(もちろん、いくつもの工程をすでに用意してあるからです、(笑))
「あら、思ったより簡単そうじゃない?」
単純な私、人生で一度くらいは!と思い立ち、初めてやってみました。
結果、テレビでは下茹で二回でしたが、私は三回必要でしたし、とにかく「徹底的に渋を取ることが大切」だと分かりました。
この経験は、何よりもあの女性が素敵だったおかげです、感謝!!