エミは私たちにタンスを開けさせるのが上手です。
我が家のタンスはちょうど立ち上がったエミが手を伸ばした所に把手があるので、まるでドアのノッカーのようにカチカチと鳴らしながらこちらを見ます。
それでも我々が気づかない時には「ニャーオ!」と叫んで呼びます。
「ハイハイ、ちょっと待ってね」
タンスの戸を開けてあげるとジャンプして中の洋服棚の上で香箱を作ります。(香箱とは右の写真のような猫の座り方、くつろいでいる時の姿です)
その姿はまるで卵を温めている親鳥のよう。
やがて水を飲んだりトイレに行くためエミが飛び降りると入れ違いにお福が同じ場所に陣取ることが最近多くなりました。(お福は戸を開けさせることはないです)
しかし、これまで中にエミやお福がいると知らずにタンスの戸を閉めてしまったことは数知れず。
大ごとになったことはありませんが、姿が見えずに探すこともしばしばです。
猫の巣になってしまったおかげで私の服は毛だらけです。(笑)