我が家では普段のご飯は五分づき米か玄米を圧力鍋で炊いています。
年老いた両親が来ていた三日間は精米機で白米にして水多めで柔らかく炊飯していました。
この7,8年、お米は福井のお米農家さんから玄米で送っていただいていますが、白米まで精米したのは初めて。
「もっちりしてて美味しい」
お米にうるさい両親も喜んでくれました。
母の実家はもともと米農家で裕福でもないのに子だくさんだったせいかおかずに文句は言わないのですが、ご飯だけはカタイだのマズイだのうるさいのです。
両親の普段の食生活を思い出しながら、朝は好物の焼き鮭、ヨーグルト、果物に加えてマイブームの茶碗蒸しを作り、不足しがちな生野菜をいろどりよく添えました。
父はお寿司が好きなので、夜はゼイタク丼を少しと焼き肉をメインに出したのですが、意外にも焼き肉にハマり、かなりの量を食べて一同を驚かせました。
ほとんどの料理を喜んで食べてもらえてホッとしましたが、毎日ではないからいいようなものの食生活や年齢層が違うと食事作りはとても大変だなあと思いました。
老人や子供、病人もいらっしゃるご家庭の主婦を思うと、私は普段なんと楽な生活をさせてもらっていることか、としみじみ思った瞬間でした。