砥石を買って以来、ちょくちょく自分で包丁を研いでいるものの、切れ味があまり長持ちしません。
そこで昨日は久しぶりにプロに研いでもらおうと思い立ち、人形町の「うぶけや」さんへ行きました。
店内で用件をお伝えしたら、なんと一週間くらいかかるとのこと。
シマッタ~確認してから来るべきでした!
以前、築地の「杉本」さんでは1~2時間で研いで頂いていたのを思い出し、その足で築地へ向かうことに。
(その前に、二人で甘酒横丁のお豆腐屋さんで甘酒とおからのドーナツをつまみ食い)
12月とはいえまだ一日になったばかり、それなのに築地は外国人観光客と買い物の人々で思いのほか場外はごったがえしていました。
たどりついた「杉本」さんも混雑しており、12月は繁忙期なので他社さんの研ぎは受付しないとのこと。
ショック!!ここまで来たのにい。
しかし、帰るまぎわにダメ元で電話した築地の知人とは数年ぶりに再会することができました。
そのあと道端でもう一人、何年ぶりか分からないくらい懐かしい方とも再会。この方と30分くらい立ち話していたら、さらにもう一人知人が向こうから歩いて来ました。
かつて職場だった築地、4年ほど住人でもあった築地、顔見知りがいるのは不思議ではありませんが、偶然がスゴすぎて心臓がバクバク。
結局、本来の目的を全く果たすことなく帰宅して、途中から別行動をしていた主人にことの顛末を話しました。さすがに驚きを隠せないながらも主人がオチを言ってくれました。
「包丁は羅針盤だったんやね」
なるほど~な一日でした。