続いて向かったDIC川村記念美術館は、池やテニスコートまである広い庭園の中にあって、池には白鳥やガチョウなどが鳴いています。
わざわざ絵画を観に来たというのに、「美術館が終わったら早くここを散歩したいなあ」と思わせるほど気持ちの良い所です。
今回の目的は3/22までの期間限定、スサノオの展示でしたが、
以前プラド美術館でも観たレンブラント、3Dかと思うほど立体的な絵画にまず立ち止まってしまいました。
私はあまり美術に詳しくないので、他はシャガール、ピカソなど有名画家さんくらいしかわかりません。
スサノオ関係の展示においては、金井南龍さんの作品がどれも富士山が描かれており、カラフルで印象に残りました。
岡本太郎さんの作品はいかにも!といった色づかいで、すごい迫力。
以前から興味のあった南方熊楠さんの細やかな作品も観ることができて嬉しかったです。
驚いたのは、田中正造さん。
確かこの方は日本史で足尾銅山鉱毒事件の被害者のために立ち上がった方、という認識だけでしたが、言動の激しさからか何度も投獄されており、詠んだ歌の書が展示してありました。
ああ、これもアートなんだ!と発見しました。
最後に庭園内をぶらぶらして無料送迎バスで30分?京成佐倉駅から帰ってきました。
芸術には疎いのですが、たまに美術館へ行くともっとゆっくり時間をかけて観たい、と必ず思うのが不思議です。