先日、仕事を終えて帰宅し天ぷらを揚げていた時のことです。
あれ?何だか首がおかしいな、と思いました。
横に動かすと何かが骨にひっかかるような感じがしました。
もう一度同じようにするとなんでもありません。
気のせいかと思い、そのまま続けていましたが、数回同じことがありました。
頭が前に出すぎていないか姿勢に気をつけながら支度を終え、夕飯もいただきましたが,
その直後から急に悪寒がし始めました。
「これは熱が出そう」
お風呂でしっかり温まりパジャマの上にフリースを着こんで冬布団にもぐりこみました。
ウトウトして目を覚ますと熱が出ていて38度、発熱は二年前のインフルエンザ以来で久々の感覚。
枕元に水を入れた洗面器、体温計、着替え、飲み水、携帯電話。
ケーキに使う保冷剤を凍らせて首の後ろと両脇の下に挟んで準備完了。
エミは掛け布団の上から私の股の間にどっかり座って動かず。
お福は「脇の下に入る!」といって潜り込んでは暑いせいかすぐ出て行き、また私の胸の上をドカドカ歩き、落ち着く場所を探している様子。
夜中じゅう熱で苦しいので保冷剤を取り換え、タオルを冷やしたり、トイレに行ったりでろくに眠ることができませんでした。
やっと眠れたと思ったら朝。体温は37度。
午前中は仕事を休んで横になっていましたが、エミは変わらず股の間、お福にいたっては腕枕でべったり。
そのうち普段気になっていながらも、なかなかできないでいた雑事をやりだしたら結局止まらなくなり、
「これって私、大丈夫かも」
朝昼兼用の食事として風邪の定番、うどんを作りました。
カツオ節でダシを取り、少し酒、色だけのわずかな醤油、塩、ネギと油揚げを入れて。
シンプルだけど美味しく食べることができ、結局仕事に向かったのでした。
咳も鼻水もなく、医者も薬もなしでずいぶん早く復活できて我ながらビックリ。
主人の言うには、風邪菌?そのものの力が強くなかったか、対応が早かったからではないか?とのこと。
患者さんにあまり迷惑をかけずに済んでホッとしました。