夕べテレビの健康番組で冷え性にお尻の指圧が効く、というお医者さんのお話がありました。
それは足の冷え性の方にお尻の筋肉をボールで指圧して血流を良くして改善させるというものでした。
このお医者さんは自分でやる方法として軟式野球のボールを勧めていらっしゃいましたが、私は以前、腰痛の時にテニスボールやゴルフボールを使ったりしていました。ポイントもやり方も指圧師として納得。ただ、私は軟式野球のボールをまだ使ったことがないので今度試してみようと思いました。
今回はお医者さんが「指圧」という言葉を使って支持して下さったのが私にはとても嬉しかったです。「指圧」は国家資格を持った人しか看板に使えない言葉です。私たちもきちんと三年間専門学校で勉強して国家試験をクリアして、臨床経験も積み(これが一番の勉強かもしれません)施術しています。
プロの手による全身指圧はボールだけでは味わえない充実感を得られるので、私は人の指圧を受ける方がもっと好きです。
でも指圧の仕事をしていていつも思うのが普段の姿勢のことです。凝りやすい方は、特に意識していなくて長い時間を過ごしている姿勢に注意してみてください。
かなりの確率でその症状を自分で作っている可能性があります。もしそれに本人が気づいて改めることができれば相当ラクになるだろうなあといつも考えています。
パソコンを打つ、テレビを見る、カバンを持って歩く、家事をする、子供を抱っこする、どの姿勢でも何らかの工夫ができるのではないかと思います。