阿川佐和子さんの本を買ってしまいました。
「聞く力」は相当楽しく、かつ実用的で勉強になったので新しい本も気になっていましたが、まさか買ってしまうとは。
もうちょっと待てばブックオフで安く買える、あるいは誰かがくれるかも?とか思っていたのに、久しぶりにブックファーストに寄ったのが間違いでした。
「まえがきにかえて」を読んだだけで引き込まれる楽しさ、いいですねえ阿川さんの文章、なんて読みやすいのでしょう。
小学生のころから興味のあることが変わらない、という部分を読んで、いったい私は小学時代何に興味を持っていたんだっけ?と考えました。
小学時代、この歳になるとはっきりした思い出はそう多くはありません。母に聞いてもさだかではなく、つらつらとでてきたのはお気に入りのクラスメイトの男の子に素敵な文具をあげていたこと。
好きな男の子に会いたくて習字を習いに行くようになったことなど。
どうやら私はおませさんだったようです。
幼いころの記憶はあまりないのですが、親が言うにはお昼寝の時間に仲間を何人も引き連れて保育園を脱走し、勝手に自宅に連れ帰って家じゅうを走り回っていたそうです。田舎ですから当時、留守番をしていた祖母は鍵もかけずに出かけていて、帰宅したら大勢の子供がいるので驚いて保育園に連絡し事件が発覚したらしいです。
ピアノ、体操教室、習字、そろばん、学習塾と小学時代からお稽古事も忙しく、今でもじっとしているのは苦手。
そういうところは変わっていないかもしれないですね。まさに三つ子の魂百まで。
美味しいごちそうがでてきたときのように、これからゆっくり「叱られる力」を味わいたいと思います。