今日は七月七日、七夕ですね。子供の頃は願い事を短冊に書いて笹だか竹だかにくくりつけて川に流す、というのをよく学校行事でやりました。
願い事といえば「黒猫が道路を渡るあいだに三回願い事を言うと叶う」とか「流れ星を見て願い事をいうと叶う」というのもありますが、ある本で「神社仏閣で願い事をしてはいけない」と書いてあり、びっくりしたことがありました。
そもそも絵馬や祈祷などはあちらが商売で堂々と宣伝してるじゃない?と思いましたし、私は子供の頃から神社など、信心深い祖母や両親に連れて行ってもらってはお賽銭を投げて願い事をするように言われて育ちました。
その本によると、全国にある多くの神社の中には昔、空海さんが封じ込められなかった魔物を神様として祭っているお社もあり、そこで願い事を叶えられてしまうと後で引き換えに眼を失ったりする交換条件が発生するというのです。
単純な私はそれを読んでからは、神社仏閣では感謝をささげるだけにしています。試しに築地本願寺でお坊さんに聞いてみたら「はい、こちらで願い事をしても叶いませんよ」とハッキリ言われました。やっぱりそうか・・以来、大好きな伊勢神宮に参拝しても感謝と決意表明だけ。どこへ行っても一切、お守り、おみくじ、絵馬などの類を買うことはなくなりました。それはそれで潔い参拝ができて気持ちいいです。