私は毎朝、自宅で神棚に手を合わせます。
お供えの水とお榊の水を替えて、次に二礼二拍手一礼をするために神棚に姿勢正しく向かうのですが、ここで必ず「ニャーウー」とお福が鳴きます。
「ん?」と足元を見るとお福が正座して「ニャ」と短く鳴きます。
お福の目を見ながら私が黙ってうなずくと、意を決したお福はジャンプして私の左肩に乗ります。
そしてお福を左肩に乗せたまま、私は二礼二拍手一礼するのが常となってしまいました。
これには例外があって、直前に猫の朝ごはんを出した場合、食事中のお福は何もしません。
なぜ、神棚の時は肩に乗りたがるのか、なぜいつも左肩なのか、わかりません。
お福は神棚には毎度お尻を向けているので、信心深いとは思えませんし、バランスを崩して落ちそうになると思いっきり爪を立てるのでこちらは痛くて仕方ありません。
一体どうして?と不思議に思いつつ、こういう毎日を過ごしています。