初めて日本橋の映画館に行き、映画「マンデラ」を観てきました。
映画自体はとても良くて私は好きですが、「マンデラ役の俳優さんが随分大柄で見た目が違いすぎ」と主人が言っていました。
自分と自分の家族を犠牲にして国の平和のために命を賭したこと、何十年も意志を貫いた凄さに唸りました。
そして、ふと先日テレビで見た番組を思い出しました。昔、中国の千振に移住した日本人達のことです。千振の開拓に始まり、戦争で追われることになり、命がけで帰国して日本の千振地区を築いた方々のこと。その過程で置き去りにしなくてはいけなかった中国残留孤児たちのこと。どこをどう聞いても辛すぎる経験で、今の時代の日本人に生まれて生きているとは何と平和で幸せな暮らしをしていることか、と考えずにはいられません。この命で今をどう生きているか、自分を顧みています。