三途の川を渡るとき

生を受けた者は必ずいつかはあの世へ旅立つ。
突然、或いは病で段々と。
準備する時間や余裕があれば良いが、思い通りにいかないかも知れない。
何かをしている途中、未完成のままで終わる可能性。
オートバイに乗っていた独身時代は毎日、今日事故死するという想定で必ず部屋を片付け、親へ感謝の手紙を用意して出かけた。
今もエンディングノートは準備してある。
それでもきっと本番の際は未練がましいことだろう。