父に感謝の日

今日は父の日。
今朝いつものように血圧を測る際、亡き父の笑顔を思い浮かべた。
基準値内の数値をノートに記入しながら安堵する。
昔は本当に怖い父だったが、私のために存在したとしか思えない。
子供時代は大声で説教され顔や足が赤く腫れるほどぶたれ、実に厳しかった。
早く家を出たいがため自立心が芽生え、安心させるため結婚もできた。
最後に見た父のレアな笑顔で毎朝血圧で助けてもらっている。
我々に子供はいないが、いつか誰かのために役立つ人になりたいものだ。